書評 book review 「男の冷え」 2007 3 18

書 名 心もからだも「冷え」が万病のもと
著 者 川嶋 朗
出版社 集英社新書

 私も、著者に同感です。
冷え症というと、女性を連想しますが、
実は、男も冷えているかもしれない。
男は、単に自分の冷えに気づかないだけかもしれない。
 若いうちは、「冷え」に鈍感でも問題ないが、
中年になったら、「冷え」に敏感にならなければならない。
 昔は、股引(ももひき)や腹巻をよく見かけましたが、
最近は、そういうものを見かけなくなりました。
しかし、昔に比べて、おかしな病気が増えました。
やはり「冷え」が、様々な成人病を作っているのかもしれません。
 そうならば、「成人病予防」と「国民医療費の縮減」のために、
股引(ももひき)や腹巻を復活させて、国民に広める必要があると思います。

書評 book review 2007 1 27

書名 体温免疫力  著者 安保 徹  出版社 ナツメ社

 正月、田舎に帰省した時に、
たまたま本屋で見かけて読んだ本です。
 「2006年9月10日 第17刷発行」とありますので、
かなり多くの人に読まれた本だと思い、私も読んでみました。
 これは、どんな本かというと、
この本の「はじめに」を引用すると、わかりやすいでしょう。
 「西洋医学では『冷え』という概念を軽視しているようで、
冷えがあるからといって患者さんに、
とくべつアドバイスすることはありません。
 東洋医学では、以前から、この『冷え』に注目し、
体を温めることの大切さを説いています。
 しかし、その『冷え』が、どこからくるのかといった理論が、
漠然としているように感じます。
 そこで今回、東洋医学の『冷え』という概念を、
西洋医学の手法で解き明かしてみました。
 私は、この研究を『体温免疫学』と名づけ、
体温から自分の体調を管理する力を『体温免疫力』と呼んでいます。」
(以上、引用)
 その他、目次を見てみますと、興味深い文章があります。
「鳥が空を飛ぶ体温は41度C」、
「低体温が万病をつくる」、
「発熱させて病気を治す」。
 実は、この「発熱させて病気を治す」という手法について、
私は、子供の頃から実践しています。
 たとえば、風邪を引いた時、体温を上昇させて、風邪を治しています。
具体的には、温度が高めの風呂に入浴して、十分に体温を上昇させて、
すぐ、「暖めておいた布団」に入って、寝てしまいます。
 もちろん、個人差がありますので、これがよいとは言えませんが、
私は、数十年、この手法で、風邪を治してきました。
(注意)
 こうした手法は、「持病がある人」や「高齢者」には、危険な場合があります。
必ず主治医に相談してください。















































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